HTC vive~設営編~
PCメモリを16GBにしたことで今まで重かったゲームがある程度サクサク動くようになっていい気分な冬乃です。
しかしDayZ SAの主観視点は酔う
さて今回は以前紹介したHTC viveを体験できるように、機材の接続などの~設営編~とPC側の設定をする~設定編~の二回に分けて記事を書こうと思います。
それでは設営編です。
まず、機材の設営ですが、
・プレイエリア(現実)の確保
・ベースステーションの設置
・PCとHMDの接続
基本的には上記の3つで設営終了です。
注意点や説明を加えて詳しく見ていきましょう。
①プレイエリア(現実)の確保
HTC viveはLighthouseを使ったルームスケールVRというVR空間内を自由に歩き回れる機能があります。
もちろん現実世界の自分の足を使って歩くのですから、それなりの空間(障害物のない平たい地面)が必要になります。
大きさは現状、対角5m(3m×4m)までの範囲が取れます。
部屋だとなかなか範囲が確保できないのですが最小1.5m×2mの範囲でもできます
(それでもなかなか大きい...)
エリア内に障害物がないことを確認したら次の工程に進みます。
②ベースステーションを設置
次にベースステーション(真っ黒なキューブ)の設置に取り掛かります。
ベースステーションは上の写真のような作りになっています
ガラスのようになっている面(写真左)から赤外線を照射して、HMD側で受け取ることでトラッキングを行います。
赤外線照射面の裏側は左側から
①電源ソケット
②モード切替ボタン(後ほど説明します)
③同期ケーブルソケット
④microUSB端子(ファームウェアのアップデート用)
となっています。
設置する際はベースステーションの電源供給のため、コンセントの近くに設置します。
(電源ケーブルも2m強ほどあるのですが、ベースステーション自体床上2m付近に設置するのでギリギリです。別売りの延長コードがあると便利です。)
そして2つのベースステーションは対角線上に2m以上の高さで設置します。
ベースステーションの固定には付属の壁付器具を使うか、別売りで2m以上あるスタンドを利用します。
私の部屋ではスタンドと壁掛け器具両方を使用しています。
スタンドは上海問屋のvive対応スタンドを利用しています。
設置後は写真のようにベースステーションを下に傾けて固定します。
高いところから見下げるように設置することによって、トラッキングが途切れる確率を下げています(上からのほうが赤外線を妨げられにくい)
また、お互いのベースステーションが認識する限界距離が5mとなっているため
現状は対角5mの範囲が広さの限界のようです。
もしかしたら今後より広い範囲をカバーできるベースステーションが発表されるかもしれませんね。
ベースステーションが設置出来たら次にHMDの接続に入ります。
③PCとHMDの接続
PCとHMDはリンクボックスを介して接続します。
リンクボックスのHMD側は以前の記事に書いた通りこのようになっています
HMD側は HDMI,USB,電源の3つを接続します。(3 in 1ケーブル)
繋いだら誤って踏まないように、予定プレイエリアの中央にでも置いておきましょう。
次にPC側です
左から
・電源ポート
・USBポート
・Mini Displayポート(PCにHDMI出力がない場合に使用します)
・HDMIポート
となっています
こちらはリンクボックス電源ケーブル、HDMIケーブル、USB→USBケーブルの3本を利用します。
もしHDMI出力がない場合は別売りのMini Displayケーブルを利用して接続します。
USBケーブルはPCとリンクボックスのUSBポートを繋げます。
USB3.0で接続すると安定します。
接続するとこんな感じになります。
以上でPCとHMDの接続は終了です。
後はviveコントローラの接続ですが、箱出しの場合はペアリングされてないと思いますので、次の~設定編~でまたご説明しようと思います。
もし間違いや至らぬ点がありましたらご指摘をお願いいたします。
設営編はここで終わり...